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浜田 健太郎*; 井上 雅好*; 田中 淳; 渡辺 宏
Plant Biotechnology, 18(4), p.251 - 257, 2001/04
イオンビーム照射とタバコ花粉の培養系利用によって得られたポテトウィルスYの耐病性半数体の染色体倍化を行うため、髄組織の培養を試みた。その結果、35個体の植物を得ることができ、順化を行った。それらの染色体数は22から96本まで変化していたが、16個体では、正常な48本の染色体を保持していた。また、これらの植物体は自家受粉により稔性種子を作り出せることができた。さらに、後代でポテトウィルスYの接種試験を行ったところ、耐性と感受性の植物体が混在していたものの、半数体で耐病性であった約50%が倍化植物体でも耐性であることがわかった。
渡辺 宏
Radioisotopes, 44(11), p.824 - 828, 1995/11
イオンビーム照射で交雑不親和性を打破し、通常の交雑では作ることのできない種間雑種を作り出す研究、イオン照射によって起る突然変異の特徴を調べるためのスペクトル解析研究、イオン照射したイネから耐病性の有用突然変異体を選抜する実用的研究など、現在TIARAを用いて進められている植物に対するイオン照射効果の研究の成果を中心に、今後のイオンビーム利用の可能性なども含めて紹介した。